特養で看護師として働く場合、月収や年収はいくらくらいもらえるのでしょうか。常勤看護師の場合、月収の平均は正看護師で約42万円、准看護師で38万円です。他の介護施設に勤務する看護師と比較すると最も平均値が高いのが介護老人保健施設で、報酬の差は月収ベースで2万円程です。
病院勤務の場合と比較すると差はさらに大きくなります。その理由として病院勤務は夜勤があり夜勤手当や残業代が加算されるからです。ただし年齢層別の給料を比較すると40代以降は同じ水準かむしろ特養の方が高くなります。年齢が上がるにつれて残業が減るからです。
年収で見てみると、正看護師の年収は約500万円、准看護師で約450万円です。介護の現場で比較すると、比較的高い水準にあると言えます。これは経営母体が地方自治体など収支が安定しているため、より手厚い報酬が保証されているからです。
報酬ベースで見てみると、看護師として勤務する場合はまずまずの報酬が得られることがわかりますが、仕事内容はハードなのでしょうか。基本的に特養で働く看護師は定時に始まり定時に仕事が終わります。夜勤がないため、規則正しい生活が送れるようになるだけでなく、残業もほとんど発生しないため、仕事上のストレスは医療機関で働く場合よりも少ないです。
残業などの時間を自分のプライベートを充実させるために活用できますし、昼間の勤務ですから、子供がいる家庭ではお子さんと夜の時間を過ごせるため、家族との時間を多く過ごせるようになるのも魅力といえるでしょう。特養での仕事に興味のある方は、こちらのサイトも併せて見てみてください。